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むとう有子をとりまくうるさい人たちの声


No.31
ガンバレ!お母さん議員

高橋 悦子
 初めてむとうさんと話をしたとき,「むとうさん助けて,子育てしにくいよ」と言いました。
私は3人の子どもの母親としてずっと中野区で子育てをしています。今も子育て支援のお手伝いで若いお母さんたちと子どもたちに向かい合っていると,「助けて,子育てしにくいよ」の声が聞こえてきます。
 過去のよき時代,中野区は教育の最先端を行き,子育てに真剣に取り組んでいて,「中野に住んでいてうらやましい」とまで言われたものです。そんな教育に力のある時代に問題意識をもって,賢く子育てしてきたお母さんの代表がむとう有子さんです。
 でも,今の中野区は,財政難を理由に子育ての中核を民間に委託して,どんどん責任逃れをしようとしています。本当に困っている親たちが困っていると素直に言える場がどんどん失われてきているのです。たとえ声をあげてもきちっと向き合ってくれる教育のプロが身近にいないのです。そこでとりあえずわが子を守るために,自分の子どもさえよければそれでいい,自分の子どもに少しでも悪影響だと思えばみんな切り捨てる。そんな心のない子育てが蔓延しています。親を,子どもを導く教育に力がなくなっているからなのです。
 今日本の子育ては,最悪の時代にあります。こんな日本で子どもを生む気にならない若い母親の気持ち,よくわかります。でも,そんな中であえぎながら子育てしている母親もたくさんいるのです。今子育てをしながら,20年後の大人を育てているのです。
 なんだかおかしい,なんだか子育てしにくい。そう思いつつも,どうしたらいいかわからない。そのつぶやきを,きちっと言葉にして区政に届けてくれるのが,むとう有子さんです。
 イコールの会のニュースには,よく「むとうは反対しました」の文字が出てきます。反対の声は,なかなか受け入れられないものですが,反対している人がいることを,ちゃんと声にして届けておかないと,弱者の思いは無きものにされてしまいます。これからも,弱いものの味方として,頑張ってもらわないと困ります。頑張れお母さん議員。

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