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むとう有子をとりまくうるさい人たちの声


No.38
   犬の散歩を通して中野を見ると……

 金野 知子

 杉並区から中野に引っ越してから10年、犬の散歩を始めてからも10年になります。野方、新井地域は、狭い道が多く、犬と散歩をしなければ、ご近所も行き止まりも知らなかったことばかりです。
 庭が広くて、バラのアーチと黒松があり、季節の花が咲く家が、代替わりで数軒の建て売り住宅に変わってしまったり、所有者は遠方に住んでいるようで、家電製品や家財、ゴミが山積みになっているアパートもあります。変な形に細かく入り組んだところも多く、火災になったら消防車は進入できないでしょう。お年寄りだけの家も目立ちます。悠々自適の老後を送っている感じはなく、犬を散歩させている飼い主には、威圧感で接して余裕がないようです。
 これらは、犬の散歩を通じて知り合った、20代から60代の方々の共通の話題です。ただ不満を並べているだけでは何も変わりません。また10年があっという間に過ぎてしまうでしょう。中野区に住んでいる以上、安心して暮らせるように、区民として何もしなくてよいはずはないと思います。何をどのように、どこへ持ちかける??
 そこで議会の傍聴にも何回か行きました。そして、的確な質問、討議でがんばっているむとう有子さんに、託す気になりました。

 

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