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むとう有子をとりまくうるさい人たちの声


No.40
   言葉以外から伝わるもの

 飯田 伸

  私は親業(おやぎょう)訓練のインストラクターをやっています。親子を中心にした親業の学習会を毎月中野駅近くで開いています。「親業」というのは、アメリカの臨床心理学者トマス・ゴードンが開発したコミュニケーションのプログラムです。
   「親の接し方で子どもの育ち方が違ってくる」といわれても、その接し方は自分の体験からしか学んでいません。
 「今までと違う言葉のかけ方」「言葉をかける時」を知るだけで、子育てが楽になり、楽しくなるなら、一人でも多くの人にこの方法を伝えたいと思っています。

 先日、むとうさんのおしゃべり会に参加してみました。
夏の暑い土曜日だというのに、沢山の人がいました。年配の方も多くて、年取った方が区政に興味を持っていることに驚きと嬉しさを感じました。
むとうさんは議会の報告を丁寧になさっていました。
 親業のプログラムの中では、言葉で伝えられるのは7%でしかない。あとは表情とか、言葉の使い方、顔つきなど非言語の部分で伝わってしまうと教えています。
 その通り!
 武藤さんの説明は言葉で行われていますが、穏やかな中にも、言行一致の力強さが感じられ、参加者への気配りも優しさが伝わってきました。
 徳島の上勝町へゴミ問題で視察をしてきた報告で、「町の職員が生き生きと仕事をしているんですね」と感動的におっしゃった様子から、中野区にも生き生きと働ける区政を望んでいるという熱意が汲み取れました。
 また、高校歴史教科書「沖縄戦集団自決」の議題では、年配の女性が感想を述べられ、この年代の方たちに守られて今の平和な日本があることを改めて認識しました。
 子どものためにも住み良い中野区であって欲しいし、子どもは未来の日本・世界を担っていく大切な宝です。
 今できることを一生懸命にやっていこうと改めて感じたひと時でした。

 

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