伊田 美代子
七月三日、むとう有子区議が、中野区本会議で杉並中継所について質問されると聞き、杉並中継所より健康被害を受けた一人として、傍聴席に座りました。
むとう区議のごみ問題に関する質問は見事で張りのある透る声で耳の悪い私にもよく聞こえました。談合や天下りのある企業との癒着がごみ問題を難しくしているなど、具体的でわかりやすく、それまで私語の多かった傍聴席も静かになり、私の席から見た議員席も職員席も“しゃん”となったのには驚きました。
残念だったのは区長の答弁が、聞こえずらかったことです。一番知りたかった「杉並中継所への不燃ごみの搬入の見直しについて」の質問に対する答弁は「中野区だけでは決められない・・・」という内容だったように思います。
生命より経済優先政策にて
中継所問題八方塞がり
官と民生命と環境守るため
協力態勢推進に期待す
人間あっての社会であり経済政策だと思います。古い体質から脱皮して、一日も早い人間 のための政治を望みます。そして官と民は常に協力態勢でいきたいものです。
<指曲がり ジャンボ乳房に 顎のひげ
環境ホルモンの 恐さまざまざ>
<口ただれ コーヒーさじで すくいつつ
痛みも忘れ 窮状を語る>
<赤ちゃんの むづかる様も あわれなり
咳に湿疹 みな杉並症状>
(呼吸困難を起こし在住四十年の杉並区から小平市に転居)
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