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むとう有子をとりまくうるさい人たちの声


No.70
    区議会傍聴と「子ども食堂」

          石川 千明

 2月23日、むとう有子区議会議員の区議会本会議での質問を傍聴に行きました。 1点目は『飽食の時代と言われながら、ワンコインを渡されてコンビニで弁当を買い1人で食事する子どもが増えてきている状況の中で、温かい食事を提供する「子ども食堂」が各地で出来てきている。中野区でも4月にオープンしようと思っている人がいるようだが、「子ども食堂」事業に公共施設の提供や、事業費補助など区独自の「子ども食堂支援制度」を創設し、自発的な事業への後押しをしては如何か』という質問でしたが、区長の回答は「考えていない」とのことでした。

 私は「ひもじい」という言葉は現在では死語になったと思っていました。私は昭和13年生まれですが、戦前から敗戦後にかけての7年間くらい随分「ひもじい」思いをしました。その「ひもじさ」を今も毎日感じている子どもがいることは驚きでしたし、それを解消しようと「子ども食堂」があることを知り感動し、私も是非「食堂」を始めたいと思いましたが、資金と場所が無いことで悩み続けていました。3月に場所の手当てが出来ましたので、資金はありませんが皆さんのご支援とご協力を頼りに5月から始めることにいたしました。区の支援があったらどんなに良いかと思っています。

 2点目は『ひきこもり対策支援のための実態調査をしたらどうか』という質問でしたが、「ひきこもりの実態調査をする考えはない」との回答でした。 以前、傍聴記を書かれた方が、血の通った回答が無く、空しさと腹立たしさを感じましたと書かれておられましたが、私も同じ感想です。

 区は区役所を今の体育館のところへ移し、サンプラザと今の区役所のところへ巨大な建物を作る計画があるとのことですが、その資金をどうして弱い人のために使わないのでしょうか。弱い人たちの幸福は全ての区民の幸福につながると思いませんか。

 むとうさんには、常に弱者に目を向けていてほしい。               



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