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むとう有子をとりまくうるさい人たちの声


No.9
区政にイコールの会から発進を

海老沢 恵子(イコールの会代表)
 5月の臨時区議会を控えて、むとうさんから、後半2年間をどの委員会に所属したらよいかとイコールの会に相談されました。これまでとは別の委員会で区政を幅広く見ていくのもよいけれど、やはり、むとうさんの得意な「教育」と「清掃事業」の問題でさらに活躍してほしい、ということになり、これまでと同じ二つの委員会(文教・警大跡地)に決めました。
 イコールの会(といっても常連は5、6人)は、毎回の議会ごとに事前に、むとうさんから「招集」がかかり、むとう議員の本会議での一般質問や、予算質問を考えたり、相談したりしています。大部分はむとうさん自身で考えて来ることが多いのですが、問題の組み立て方や、切り込み方には工夫が必要ですし、プロの議員として恥ずかしくない質問をするのは結構大変です。時には分担して調べたり、原稿を考えたりもしますが、区政は幅広く、私などは何を問題に取り上げるか、なかなか思いつきません。決算総括質疑の時などは、分厚い決算書をお互いタライまわしして途方にくれてしまうようなこともありました。
 常に区民の視点で、とにかく分かるところから手をつけようということで、あらゆるアンテナを張り、頭をフル回転させて2年間、むとう議員は毎回質問に立ってきたのでした。周囲の人たちからの相談や情報、ちょっと聞いたおかしな事や納得できない事をすぐに調べて、時には実際に現場へ出かけて行って実情を見てきます。その追求心とフットワークの軽さには感心します。自分自身でしっかり調べて問題を完全に自分のものにしているので、本会議での一般質問はいつもハイテンションですが、とても生き生きしています。だから、再質問、再々質問もしっかりやります。たいていの場合、回答ははぐらかされてしまうのですが。
 区議会が真に区民のものであるためには、幅広く、いろんな立場の方からの問題提起と知恵が必要です。今回寄せていただいたアンケートでも、我々だけでは思いつかない課題がいろいろありましたが、「区政なんでもかんでもおしゃべり会」にも、ぜひ1度お出かけ下さい。新しい方々からの新しい発想をお待ちしています。イコールの会からどんどん区政へ発信して行きましょう。
 ところで、先日の都議選は、私の恐れていた通りの結果に終わってしまいました。
 小泉さんの「改革イメージ」があまりに先行し、中身の論議はまだされていないのに、本質を見ないまま、「何かやってくれそう」という他人まかせの期待感だけで支持してしまってよいのでしょうか。区政は最も身近ですが、都政も国政もみな、私たちのくらしに繋がってきます。「改革」の中身が当然気になります。
 自民党の人気回復と都議選の圧勝で、小泉さんが笑い、石原さんが喜び、ブッシュさんもますます仲良くしようとしています。この一連の流れが目指している日本の方向を考えると、何だか怖くなってくるのです。参議院選では小泉さんの言う改革の中身についてしっかりチェックし、臨みたいものです。

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