No.19|
憲法第九条をいつくしむ 
季節の移り変わりを楽しむ余裕もなく日々の活動に追われておりますが，思いきって秋の陽を浴びて色鮮やかに，風に揺られてしなやかに咲いている秋桜畑へ心の洗濯に出かけました。 のどかな心和む時空間を楽しんでいた時，遠くから聞こえてくる選挙カーの声に，現実の世界に急に呼び戻された思いでした。 衆議院総選挙が終われば，連続テロを受け，国連が撤退を決めたイラクへ，小泉さんは武装した自衛隊を派遣しようとしています。ところが，米英軍のイラクに対する武力攻撃自体が国連憲章に違反するものであり，イラクが隠し持っているはずの大量破壊兵器も見つからず，米英が主張していた侵攻の正当性も大きく揺らいでいます。イラクの市民に平和な生活は訪れていません。イラクには今どんな花が咲いているのでしょうか。 ああ，日本よ，君を泣く，このレポートが皆様のお手元に届く頃には衆議院総選挙の結果が出ていますが，憲法擁護の議員が多数当選していることを切に祈願しています。
11月1日 むとう有子
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