区議会報告 No.26

0前へ  区議会報告トップ  次へ0

可決された主な議案より 6/15

中野区資産活用福祉資金貸付条例の一部を改正する条例

むとうも賛成しました

 この条例は,高齢者又は障がい者の生活の安定を図る目的で在宅福祉サービスを利用する高齢者又は障がい者に,住宅及びその敷地を担保(評価額5千万円以上の物件)として,在宅福祉サービスの利用料や日常生活費等に充てるための資金を貸し付けるものです。
 この度の条例改正により利率を4%から,3%を限度とし,今年度は1.55%に引き下げられ,償還期限猶予が30日から180日へと延長されました。併せて担保物件の評価額も引き下げるべきと考えましたが,利率が引き下げられたのでむとうも賛成しました。
※お問い合わせは保健福祉部福祉資金担当,区役所2階16番窓口

中野区特別区税条例の一部を改正する条例

むとうは反対しました

 この条例改正により,これまで非課税措置がとられていた65歳以上で前年の合計所得金額が125万円以下の人に次年度より住民税が課税されます。個々異なりますが例えば,所得125万円の単身者は約4万4900円,妻帯者は約2万8200円となる見込みです。元サラリーマンという方々が対象になるかと思われますが,取りやすいところから取るという課税制度に異議があり,むとうは反対しました。
※お問い合わせは総務部税務分野税制担当,区役所3階4番窓口

指定管理者の指定について

むとうは反対しました

 区立西鷺宮保育園を社会福祉法人清心福祉会に,区立打越保育園をピジョン株式会社にそれぞれ指定管理者として保育園の管理運営を指定するものです。実施は来年4月からになります。業者選定の際に保護者の意見も反映するよう保護者から区に要望がなされましたが,今回も決定してからの報告となり,不満が残ります。
 区はこれまで財政難を理由に区立保育園を無償提供し,「民設民営化」(5園)や指定管理者制度による「公設民営化」(4園)を進めていますが,それぞれの検証をすべきです。公設公営の区立園は次年度から25園になりますが,区は順次民営化を進める予定です。今後の保育のあり方をまずは区民と共に議論し,合意形成を図ることが重要です。それがなされないままでの区の進め方に問題ありと判断し,むとうは反対しました。

もどる