現教育長の沼口昌弘氏は賛成多数で同意されました。
むとうは同意しませんでした。

　教育行政は政治的中立性の確保と継続性・安定性の確保を図るため一般行政から独立しています。しかし05年10月７日の教育委員会協議会において，沼口氏はそれを逸脱し「区が10か年計画を策定中で，来週には議会に報告する時期になっている。学童クラブの学校への活用を発表するので，教育委員会としては一応基本的には了承ということにしておかないと，後で調整ができないので，そういう視点からお願いしたい」と発言し，区の計画に添うよう，審議に先立ち依頼するような教育長でした。そのような氏の再任にむとうは同意しませんでした。

「教育委員にふさわしい人材推薦の仕組み」により自薦で応募された小泉英子氏は賛成少数で同意されず，任命されませんでした。
むとうも同意しませんでした。

千葉県民を任命する意義を認められず，むとうも同意しませんでした。区長が本会議で提案した人事が同意されなかったことは極めて異例です。よって教育委員は一人欠員です。