区議会報告 No.33・34

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2007年度 一般会計予算 3/7

むとうは反対しました
 定率減税の廃止などの税制改正の影響により,特別区民税は前年度比較で約20億円の増収が見込まれています。だからこそ区民生活が少しでも豊かなものになるような予算でなければなりません。
 障がい者の社会生活の利便を図るための福祉タクシー券の交付枚数増加(約1億円),野方駅北口の開設(約4千万円),小・中学校の耐震補強設計の実施(約3億円),図書資料の充実(約4億円)など評価できるものもあります。しかし,高層ビル化を進める中野駅周辺設備(約87億円),区の政策目的実現に貢献する,つまり,区の言うことをきく区民団体への活動助成(約1千7百万円),またトップダウン強化につながると思われる副区長3人体制(約6千万円),外部人材による政策研究機構設立(約1千5百万円),人材マネジメント(約7百万円)など区職員の能力を否定するかのような区政運営のあり方に疑問を感じます。区職員の意欲と能力を引き出し,区民の意見に謙虚に耳を傾ける姿勢を求め,むとうは反対しました。
 なお,国民健康保険事業会計・介護保険会計についても反対しました

2007年度予算 前年度予算との比較
一般会計 985億4,000万円 100億 700万円増
国保事業会計 330億4,000万円 28億5,200万円増
介護保険会計 161億6,600万円 6,600万円増

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