区議会報告 No.37

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良かったね! 区立保育園非常勤保育士解雇高裁判決

 中野区立保育園非常勤保育士解雇事件東京高裁判決   11/28
 原告らは1993年、週休二日制導入に伴い保育士不足解消のために採用され、毎年契約更新が繰り返され、長期間非常勤保育士として働いていましたが、04年3月末で区は非常勤保育士28名全員を解雇(雇止)しました。

 これに対し原告4名が、解雇無効による地位確認と、04年4月以降の賃金と期待権侵害による慰謝料を求める裁判を起こしました。判決は原告の主張をほとんど認め、「解雇権濫用法理を類推適用すべき程度にまで違法性が強い」と区の責任を厳しく指摘し、年酬相当額の慰謝料の支払いを命じました。区は判決を真摯に受け止め、一日も早い職場復帰を実現すべきです。