区議会報告 No.39

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議会一般質問より 6/6

兄弟が同じ保育園に入園できるようにせよ
むとう  兄弟が別々の保育園のために送り迎えが大変との声を聞く。兄弟が同じ保育園に通えるよう早急に改善策を打ち出すべきではないか。
区長  年間を通して兄弟が同じ園に転園、入園しやすいよう入所基準を見直している。
むとう  育児休業から施設保育への切れ目のない連携を目指す入園予約制度を検討せよ。
区長  入園予約制度の導入は困難だが、出産前から相談に応じており、入園の見通しが持てるよう努めていく。

母子家庭へ積極的な支援を
むとう  母子生活支援施設さつき寮とは、生活、就労、住宅など困難な問題を抱える18歳未満の子どもをお持ちの母子家庭に対して、家事、育児、就労、離婚や裁判、借金整理など様々な支援を行いながら問題を解決し、母子が地域社会の中で生きていく力を養う場である。現在、入所者数は、定員の3割程度しかいない。指導員の支援のもとで、自立への成果が実を結んでいる。支援を必要とする母子を積極的に入所させるべきでは。
区長  施設を有効活用し、母子世帯が生活の再建を図れるよう引き続き支援したい。
むとう  子ども家庭支援センターや生活援護課婦人相談員などが相談にのり、さつき寮に繋げようとしても、入所申込窓口で、入所への母子の気持ちを踏みにじる対応がなされている。改善を求める。
区長  世帯の置かれた立場に配慮し、親切丁寧な対応に努める。

福祉ガソリン代助成を実施せよ
むとう  23区の中では、中野、文京、墨田の3区を除く20区が、選択制で福祉タクシー券とガソリン代助成金の支給をしている。練馬区や杉並区では、8割の方が福祉タクシー券を、2割の方がガソリン代助成を選択している。障がい者が自らのライフスタイルに応じて選択できれば、利便性の向上に繋がる。導入に向けて検討すべきではないか。
区長  ガソリン代助成は、自家用車所有者に限定され、利用実態の捕捉が難しい。現行のタクシー利用券を継続したい。

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