区議会報告 No.46

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我が想い たわわな藤に 語りかけ

       2009年4月 我が家の玄関先の藤棚  


 桜の開花と共に春が訪れ、藤、沈丁花、紫陽花などの花々の甘い香りに心和むさわやかな季節となりました。
 私は中央区佃島に生まれました。家の中に井戸があり、土間がある、木造の小さな家でした。庭はありませんでしたが、所狭しと寄り添うように建てられた家々の玄関先には植木鉢が並び、花や草木が季節を知らせてくれました。目の前にそびえ立つ高層ビルの足下で、なぜかほっとする下町風情を今も残しつつ、人々の暮らしがそこに綿綿と息づいています。外国からの旅行者が賞賛する「路地・町家」は日本の街文化と言えるのではないでしょうか。

 地球規模での気候変動が現実のものとなり、高齢化が進み、経済成長がないに等しい今、膨大な経費をかけての大型再開発ではなく、日本で一番人口密度が高い「狭小・高密」な中野区の特質を生かしたピンポイント的な建物対策による防災まちづくりへの転換が必要です。『日本型まちづくりへの転換~ミニ戸建て・細街路の復権』(青木仁著・学芸出版社)をぜひ、ご一読ください。

 5月23日は中野区長選挙です。区民の意見に謙虚に耳を傾け、一人ひとりの息づかいが感じられるまちづくりを進める新しい区長を誕生させたいものです。

むとう有子

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