区議会報告 No.46

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むとう有子の議会一般質問より 2/23

 区民が利用しやすい創業支援制度に見直せ
むとう

 雇用情勢が厳しい中で、自力での起業を選択する区民がいる。現行の創業支援制度は区民以外による区内での創業を対象とする一方、家賃など様々な都合で中野区以外に事務所を置き創業する区民は対象外となる。経済的に厳しい中で起業する区民のために、区外での創業も対象とすべきではないか。

区長

 区内産業振興への寄与を目的としており、区外での創業を対象とする考えはない。

むとう

 創業総経費の2分の1の自己資金がなければならない厳しい融資条件を緩和するべきではないか。

区長

 自己資金比率の改善の検討をしている。

 小規模事業者登録制度の周知徹底と発注実績向上を
むとう

 この制度は、登録した小規模事業者へ区の小規模案件を積極的に発注依頼するものである。登録事業者数も発注実績も芳しくない。向上に向けた対策を講じるべきではないか。

区長

 区報やホームページなどで周知を図り、継続的に登録を促す努力をしていく。

 女性から男性への暴力防止策の取り組みを
むとう

 2001年、「配偶者からの暴力の防止及び被害者の保護に関する法律」いわゆる「DV防止法」が施行され、男性から女性への暴力のみならず、女性から男性への暴力も対象とされた。近年、妻から夫への暴力「逆DV」が水面下で進行しており、全国で相談件数が6年間で3・7倍に増えた。東京都は女性相談センターやウィメンズプラザで男性相談を実施しているが、その施設名称からも男性は相談しにくい。区には男性のための相談事業がない。女性のDV電話相談を改善し、男性にも対応すべきではないか。

区長

 DV相談は実績上、女性からの相談が多いが、男性向けの専門相談員による対応も求められており、都との連携や協力のもとに対応したい。

   ★中野区男女共同参画センター・女性のためのDV電話相談3380-7611
   ★東京ウィメンズプラザ・男性のためのDV悩み電話相談3400-5313 

 区長は2期8年間を自己評価せよ
むとう

 区長は6月14日で任期満了となる。区長の任期は2期8年とした公約を破り3期目の出馬を表明した。区長が区政経営の仕組みとしている計画・実施・評価・改善を踏まえた自己評価を答えよ

区長

 住んでいて良かったと誇りに思えるような中野を目ざして一連の成果を挙げたとの自負はあるが、住民が判断することだと思う。今後、前回の公約とよく検証して行う。



 *無所属議員の一般質問もシティーテレビ中野で放映されますが、一定例会一人ですので、今回むとうの放映はありません。

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