No.52
あるがまま行く １１月２日 神代植物園にて 今秋、百歳を迎えられた日野原重明さん(聖路加国際病院理事長)が寄稿された新聞記事を目にして、この方の青年のような前向きな心持ちにふれ、新たな感銘を受けました。 ２０２０年までの10年日記の３年先、５年先の欄に何を書き込もうか、熟慮したいと語り、「生活は質素に、思想は高潔に」淡々とこれからを生きていければよいとの思いを語られています。さらに、勇気を持った行動こそ、これからの人生を強く導くものだと語り、青年が持つような熱い情熱のこもった行動力を持ち続けることが最大の願いであるとの決意を読者に伝えています。結びに、あるがままの人生を歩み続けていきたいと書かれています。 映像でお見かけするあのお優しい笑みの中に秘められた情熱的な視線を思い起こしました。 混沌とした日本の社会状勢にあって、受け身でいては自分自身の３年先、５年先は見えてきません。勇気ある行動の日々の積み重ねによってこそ、未来の自分の姿がきっと見えてくるのでしょう。情熱のこもった行動力を持って、めげずに区政に挑み続けていきたいと、秋の夜長に密かに決意しました。
むとう有子
|