区議会報告  No.61

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福島県の農林水産物・
 米の全量全袋の放射能検査作業を見てきました
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 放射性セシウムの基準値
 飲料水 10
 牛乳 50
 一般食品 100
 乳児用食品 50
       *単位:ベクレル/kg
☆基準値以下ならば安全とは言えず、日本よりも厳しい基準を設定している国もあります。小さな子どもほど放射能の影響が大きいと言われています。

 福島県農業総合センター(郡山市)


 福島県内で生産し販売している農林水産物の放射能検査をゲルマニウム半導体検出器10台で実施。食材の下処理、前処理を丁寧に行い、室温管理をした部屋で専門分析職員16人が正確な分析をしています。2012年度は61,531件検査し、1,106件が基準値を超えました。分析結果は福島県のHPをご覧ください。

                ゲルマニウム半導体検出器  






  JAすかがわ岩瀬西袋31号倉庫(須賀川市)


 新たに開発されたベルトコンベヤー式シンチレーション検査機器を福島県内全域に導入し、県内で生産した全ての米の放射能検査を実施。農業総合センターの厳重管理下での検査とは全く違い、扉を開け外気が通る米の倉庫の中で、袋の外からの検査です。2012年8月から2013年6月までに10,329,705件検査し、71件が基準値を超えました。福島県は被害者であり、生産者の方々のご苦労と怒りを思うとやるせないのですが、粗雑な検査との印象を拭いきれません。



     ベルトコンベヤー式シンチレーション検査機器

                     米袋に張られたラベル 





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