区議会報告 No.62

0前へ  区議会報告トップ  次へ0

主な陳情・請願の審査結果より 3/25

            採択となりました
               むとうも賛成しました

◎「ウイルス性肝炎患者に対する医療費助成の拡充を求める意見書を国に提出することを求める」陳情が全会一致で採択となりました。

 日本のウイルス性肝炎患者は350万人以上で、その病因の大半が国の責任によるものです。現在、医療費助成はB型・C型肝炎ウイルスの減少を目的としたインターフェロン治療と核酸アナログ製剤治療のみで、対象外となる患者が相当数のため、@ウイルス性肝硬変・肝がんに係る医療費助成制度の創設A肝臓機能障害に係る身体障がい認定基準の緩和を国に求めるものです。国の責任で行うものと考え、むとうも賛成しました。



            不採択となりました
               むとうは賛成しました

◎「国民健康保険料滞納に対する資産差押えで、子どもの進路に影響が大きい学資保険を差押えないことを求める」陳情が共産党・みんなの党・むとうの賛成少数で不採択となりました。

 中野区民の平均所得額が減少する中で、国保料の滞納は3世帯に1世帯となり、約2万4千世帯に上ります。不当な理由での滞納は許されることではなく、区は収納率向上のため資産差押えを強化しています。ただし、子どもの貧困対策の推進に関する法律は、子どもの将来が生まれ育った環境によって左右されることのない社会を実現するため、教育支援等の施策を講じると明記し、貧困の連鎖を防ぐために教育の重要性を指摘しています。それを踏まえ、子どもの進路を配慮し、学資保険は差押えるべきではないと考え、むとうは賛成しました。

もどる