区議会報告 No.63

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議会一般質問より 7/2

 多選自粛条項を自ら破った区長に問う
むとう

 区長は4選出馬の理由に道半ばの仕事は全うするべきとの要請を挙げたが、区政は区が自治体として存続する限り続く道なので、いつの時点でも道半ばである。今後4年間で取り組む課題に中野駅西口改札や区役所サンプラザ地区開発、西武新宿線連続立体交差事業を挙げたが、4年間では完成しない。次回も改選時に道半ばとなるが、今後も道半ばである限り続投したいとお考えなのか。

区長

 任期終了後の質問にはお答えできない。

 介護認定調査の向上を
むとう

 介護保険制度改正により特別養護老人ホームの新規入居が「要介護3」以上に限られ、「要支援」の通所介護と訪問介護サービスが区の事業となる。そのため要支援事業の内容や料金に違いが出る上、担い手にボランティアを想定しており、介護度の重度化を防ぐ重要な要支援のあり方を軽視するものである。要支援か要介護か、要介護3以上かで、受けられるサービスに大差が出るため、認定調査の質の向上が必須だが、区の認定調査員は3人だけだ。そのため職員による認定調査は全体のわずか5%。増員するべきではないか。 また、残る95%を担う社会福祉協議会などの委託調査員の質の向上を図るべきだ。研修内容に介護現場研修を組み込むなど充実させよ。

区民サービス管理部長

 質を確保する方策と適切な人数を検討したい。調査に万全を期していきたい。

 小学校の遠足は平素と異なる環境で
むとう

 学習指導要領で遠足は「自然の中で平素と異なる生活環境で体験を積む活動」と定められている。2013年に遠足の交通費補助金が廃止されたが、行先が全て区外は18校、区内と区外は4校、区内のみは3校。区内は区内の公園、区外は光が丘公園や昭和記念公園、高尾山や顔振峠など。同じ公教育でありながら学校ごとに大きな違いがある。行先が区内公園とはいかがなものか。指導要領に基づき実施するべきでは。

教育長

 移動時間の少ない区内公園は活動時間が確保され、目的は果たしている。

 学習指導要領に無い常時国旗掲揚の説明を
むとう

 教育長が校長に指導要領に無い常時国旗掲揚を要請し実施したが、児童生徒や保護者に説明していない小中学校が17校ある。疑問の声が寄せられている。説明するべきではないか。

教育長

 説明の必要はない。

*無所属議員の一般質問もJCOMで放映されますが、一定例会一人です。むとうの今年度の放映はありません。


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