区議会報告 No.66

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予算総括質疑より(2015年度予算について) 2/27

 緑を生み出す景観形成を
むとう

 2012年、中野駅前に完成した東西連絡通路及び北口駅前広場は、「整備・景観形成等の方針」で緑陰広場空間となっていたが、緑陰樹木は一本もなく、無機質な景観で、方針とは全く違う。せめて緑陰樹木を植えた可動式プランターなどを設置しては。

都市政策推進室副参事

 プランターを設置する計画はない。

むとう

 区役所正面玄関前広場をイベント開催時に使いやすくするため、花壇の撤去、段差解消、舗装の整備を行う予算が約1千万円計上されている。年間わずか41日間のイベントのために、来庁者を迎え入れる花壇を撤去するのはいかがなものか。

経営室副参事

 中野駅工事のために暫定広場が使用できなくなるので花壇を撤去する。

むとう

 せめて草花を植えた可動式の大型プランターなどを設置するべきではないか。

経営室副参事

 検討している

 景観計画の策定を
むとう

 10か年計画で、景観計画を策定し推進するとしていたが、いまだ計画すらできていない。民間の勝手な開発に歯止めをかけるだけでなく、区が行う駅周辺の大規模開発においても、法に基づく景観行政団体となり、景観計画を策定することは重要だ。早急に策定すべきでは。

都市基盤部参事

 基本方針を取りまとめ、検討する。

 災害に備え新清掃車庫にごみの一時保管所機能の整備を
むとう

 災害時、幹線道路が寸断され、清掃工場へのごみ搬入が出来なくなる場合に備 え、弥生町6丁目に建設される新清掃車庫に、ごみの一時保管所機能の整備を。

環境部副参事

 一時保管施設を整備する考えはない。

 災害に備え公用車に緊急工具セットの搭載を
むとう

 災害時の初期救助に備え、日中、区内を走行している清掃車など公用車に緊急工具セットの搭載を。

都市基盤部副参事

 地域防災住民組織の拠点に配備しているものを活用していただく。

 清掃工場の安定運転を
むとう

 23区の清掃工場は水銀の測定器を設置し、自主規制値を設けているが、16回も水銀混入により炉が停止した。その総復旧費用は。

環境部副参事

 約5億円。

むとう

 安定的で適正な焼却を行うために、23区で異なる有害物の別途回収方法や分別基準の統一化を図るべきではないか。

環境部副参事

 他区と連携し、適正排出の徹底に努めたい。

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