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高齢者や障がい者世帯の要請に応えるごみ収集を | |
むとう | 中野区では、ごみの運び出しが困難な高齢者や障がい者世帯に訪問収集を行っているが、杉並区ではその際、連絡帳を活用し身近な困り事を伺い、清掃職員が手助けしている。2年間で、ごみの分別方法の相談と実施、家具の移動、電球交換、草刈り等400件の要望に応えたそうだ。見慣れたブルーの作業服が公務員である証しとなり、区民に安心感を与えているようだ。区でも実施しては。 |
区長 | 本人から直接ごみ収集の相談や要望を受け、必要な部署にもつなげる。 |
むとう | 同じく高齢者や障がい者世帯を対象に、粗大ごみの運び出しサービスを清掃職員が無料で行っている。中野区では箪笥のような大きな物は2点までだが、杉並区では個数を制限せず要望に応えている。数量制限を見直すべきでは。 |
区長 | 車両人員確保に限度があり、転居や施設入所等で多数の粗大ごみが出る場合は通常の排出手続きをお願いしている。 |
みなし寡婦(夫)控除適用の早期実施を | |
むとう | 一人親家庭の子どもの2人に1人が貧困家庭で育っている。婚姻歴の無い一人親家庭に対する子どもの貧困対策の一つとして、寡婦(夫)控除のみなし適用の実施を求めたむとうの質疑に、「できるだけ早期に実施していきたい」との答弁だったが、検討状況は。 |
子ども教育部長 | 関係部署で検討、調整を行っており、今年度中の実施を目途に準備を進めている。 |
区有施設での合成洗剤使用禁止を徹底せよ | |
むとう | 1981年、消費者団体が提出した「公共施設から合成洗剤を追放し、石けん使用を求める陳情」が全会一致で採択され、区有施設で合成洗剤使用が禁止となった。区の調査では、現在、小中学校や保育園を含む4割弱の施設で合成洗剤を使用していた。合成洗剤の主成分である合成界面活性剤は強い浸透力があり、皮膚から血液に入り、肝臓、ひ臓、肺、脳などに蓄積され、ほとんど排泄されない。近年、人間の精子を破壊する作用もあることが判明した。人体への影響だけではなく、河川や地下水、海を汚染し、水生生物への毒性が強いことも証明されている。新製品が発売されても合成洗剤の毒性に変わりはない。人体や環境への悪影響を考慮し、使用禁止を徹底するべきではないか。 |
経営室長 | 1981年11月に原則禁止にしており、この方針は変えていない。今後も引き続き石けんの使用に努める。 |
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