区議会報告 No.71

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議会一般質問より 6/8

 木造住宅簡易補強助成制度を新設せよ
むとう

 中野区には1981年以前建築の建物を対象とする木造住宅耐震診断士無料派遣制度があるが、補強工事の助成金は無く、耐震性が不十分な住宅が2万8千5百戸もある。建替え助成のみでは耐震化は進まない。23区の中で中野区だけが、耐震補強の助成金制度が無い。命を守るために、住宅の一室のみ壁4か所を内側から補強するなど、少額でできる木造住宅簡易補強助成制度を創設せよ。

区長

 新たな助成制度は考 えていない。

 公園に新しい遊具を
むとう

 区には、大小合わせて165の公園がある。何らかの遊具がある公園は109、何も無い公園が56もある。使えなくなった古い遊具は撤去するだけで、新しい遊具の設置は全くなされていない。古タイヤが5本地面に半分埋められているだけの公園も、遊具ありの公園に数えられている。公園は、園庭の無い41の保育所の園庭の代替として利用されている。待機児対策として基準を緩和し、園庭の無い保育所を増設するなど、質より量とする国の方針には反対だが、保育園担当と連携し、利用する保育所の要望を調査して、公園遊具の整備に取り組むべきではないか。

都市基盤部長  遊具の整備に際しては、地域や近隣の保育園等の意見も聞いている。
   公衆トイレを整備せよ
むとう

 トイレは、その国の文明度を表す。区有施設内のトイレは、生活様式の変化や高齢化に伴い、全てのトイレに洋式が設置されているが、公園内外の公衆トイレは、新設を除いては、計画的改修が行われていない。トイレ箇所数115のうち、男女共用で和式のみが43か所あり、トイレットペーパー設置トイレは17か所だけだ。洋式トイレの設置やトイレットペーパーの設置、性別に関係なく利用できるユニバーサルトイレの設置など、計画的な改修整備をするべきではないか。/p>

都市基盤部長

 高齢者や障がい者、乳幼児連れ親子など多目的利用対応トイレ等を遂次設置しているが、今後とも計画的な改修整備をしていく。

   不適正ごみの分別徹底を
むとう

 ごみの排出指導班や小規模集合住宅対策班が改善成果を上げているが、住民異動が多く指導が追いつかない。清掃一部事務組合による、2015年度常時搬入物検査結果では、中野区の不適正ごみ搬入率は49・5%で、23区中ワースト4位だった。分別の徹底にどう取り組むのか。

環境部長  ごみ分別アプリの活用、排出指導の強化など分別の周知徹底に努めていく。

*無所属議員の一般質問もJCOMで放映されますが、一定例会1人あるいは2人です。むとうの放映予定は未定です。


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