前へ 区議会報告トップ 次へ
1日目のシンポジウムは、県内外から議員と市民177人が参加。被害自治体議員や被害者裁判の弁護士から、除染できない広大な山林は依然として高線量のままであり、避難解除地域でも除染土が積み上げられたままで、帰ることが難しい実態を学びました。 2日目のバス見学会は、避難解除となった飯館村と浪江町を現地議員の案内で見学し、東電福島第一原発のすぐ近くを走る国道6号(双葉町―富岡町間14.1km)を南下。国道6号はバスを止めることも降りることもできません。参加者が持参した放射能測定器の危険を知らせる「ピーピー」音が車内に鳴り響き、原発事故が収束していないことを実感しました。私が持参した測定器(ウクライナ製エコテスト)は、第一原発入り口付近を通過の際、車内で5.04マイクロシーベルト/時を示しました。
▲飯館村にて 避難解除となりましたが、誰にも出会いません。持参した測定器では、0.37マイクロシーベルト/時です。むとうの自宅前では0.05マイクロシーベルト/時です
▲浪江町請戸小学校にて 海から100mの場所にあります。親に引き渡すことより避難を優先させ、障がいのある児童も含め、全員が助かった小学校です。絵本にもなりました。卒業生が保存を求めています
▲飯館村にて 草木が生え出したフレコンバック 汚染土を入れたフレコンバックの耐用年数は3年のはずですが、そのまま放置され、中に押し込められた草木から芽が出て破れたものもありました
[もどる]