区議会報告 No.79

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 暑中お見舞い申し上げます



 今年の夏は、西日本豪雨災害や猛暑により、尊い命が犠牲となりました。自然災害に人災が加わり、日頃からの減災力が国や自治体に求められています。深刻な水害予測が出ていたにもかかわらず、宴会を優先し、災害対策を後回しにした安倍政権。酷暑の中で歩みが遅れ、疲れたとのSOSを聞き流す教師。自分の命だけでなく、他人の命にも敏感でありたいと思う昨今です。

 6月、34%の低投票率で、新区長が誕生しました。前区長による長期政権を終了できたことは成果です。付随して、前区長を支えていた副区長が任期満了で退任、教育長が任期を残して辞職しました。今度こそ社会的規範と教育理念を備えた方の登用を期待しますが、定例会での提案はなく、副区長と教育長は空席です。
 また、区長は、初議会での施政方針説明で、選挙中に区民の関心の高かった「1万人アリーナについては検証を行う。平和の森公園内トラックとバーベキューサイト、哲学堂公園については、もう一度立ち止まって議論し、判断する」と述べました。異論がある中、再考するのは大変良いことですが、その結果が、区民の期待を裏切らないよう願いつつ、新区長の判断を注視していきたいと思います。

むとう有子

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