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カトマンズからの便り

どこか日本人に似ているネパール人の国民性

6年前,初めてネパールを訪れたのはインドからの陸路だった。インドの首都デリーから夜行列車に乗り,翌日,ゴーラプールという地方都市に着き,そこからバスで国境の街,スノウリまで辿り着いた。その間,何人ものインド人から騙されそうになったり,リュックの中の荷物を盗まれそうにもなった。そして,そこから再びバスに乗り10時間揺られてネパールの首都カトマンズに入るとホッとしたものだった。

ネパールは多民族国家でチベットやシェルパ族のような日本人と似ている顔付きの人間と出会うと正直なところ安心した。実際,インド人に比べると性格が温和であまり出しゃばるところがない。逆に言うと自己主張に乏しくアイディアに欠けていると思える。そして,時間にはルーズだ(この点は日本人とちがう)。約束の時間に30分遅れてくるのは当たり前のことだ。このように総体的にのんきでおとなしい。しかし,これとは裏腹に一部過激派と国軍が9年間にも渡り内戦を繰り返していることも事実である。この間,死者数は子供を含めて1万2千人を越えている。

原因は「政治的エゴ」によるもので宗教戦争ではない。ネパール国民の8割強がヒンズー教徒,ほぼ1割が仏教徒で共存している(カースト制が敷かれていて,その問題は根深い)。私のカトマンズの友達は,「下手すると国が王制側とマオイスト派の二つに分裂してしまうかも知れない・・・」と深く心配している。

ネパールレポーター
志鎌 誠
連絡先
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Eメール: sikamac@yahoo.co.jp