世の中を ゆり直すらん 日の始め (小林一茶) 古い年が去り、一夜明け、新しい年を迎えると、去った年が遠い昔のようになぜか感じられます。時は静かな一連の流れなのに……。 しかし、遠い出来事にしてはならないことが、昨年は多々ありました。 未だ停戦に至らないロシアのウクライナ侵攻、イスラエルによるパレスチナ・ガザ地区への攻撃、ジャニーズ性加害事件、福島原発事故の汚染水海洋放出、政治資金パーティを巡る裏金事件、物価高騰に喘ぐ国民をしり目に大阪・関西万博の総経費3兆7千億円等々。 中野区においても、デベロッパー任せの区役所・サンプラザ跡地の超高層ビル建設、徒歩圏内とは徒歩10分としつつも、統廃合で通学時間25分の小学生がいる一方で、徒歩10分の場所でも、暑いから寒いから体調を整えるのが大変だとして、区長車を利用する区長等々。 厳しい生活の中からいただく税金を大切に考えるトップに刷新する必要があります。 新しい年の始めに、世の中をゆり直す人になれるよう、あきらめずに努力いたします。 皆様の無病息災、ご多幸を心よりお祈り申し上げます。 むとう有子
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