「第8回 福島を忘れない!全国シンポジウムin福島」
7/7〜8(反原発自治体議員・市民連盟主催) |
福島第一原発の事故から13年経過した今でも、浪江町・双葉町・大熊町には帰還困難区域が広い範囲で残っています。
1日目はシンポジウム、2日目は現地視察・福島市→川俣町→飯館村→浪江町→双葉町→大熊町をバスで通過中、山間部で私が持参した放射能測定器(ウクライナ製エコテスト)の危険を知らせる(0.3マイクロシーベルト/時を超えると鳴る)「ピーピー」音が、虚しく鳴り響いていました。
最高値は浪江町津島地区で、バスの中で同1.24。ちなみにむとうの自宅前は同0.05です。
一般人の年間被曝線量は1ミリシーベルト。復興事業として新設した道の駅などは周辺が除染されていて線量は低いのですが、バスで20メートルも走れば線量が高くなる傾向です。 |
▲福島を忘れない!全国シンポジウム
川俣町・飯館村・葛尾村・浪江町・大熊町の議員から、それぞれの町の現状について報告を受けました。帰還率は川俣町山木屋地区26%、飯館村33%、葛尾村29.7%、浪江町7%、大熊町6.8%と低く、多額の税金を投入しての復興事業は、住民が望む医療・介護・郵便・買い物等の生活関連サービスの復旧にはつながっていない |
▲飯館太陽光発電所
放射能汚染で荒廃農地となった田畑に、メガソーラー・太陽光パネルがいたるところに設置されている |
▲浪江町津島地区(帰還困難区域)
まだまだ除染作業中で、汚染土を入れたフレコンバックが仮置きされている |
▲東日本大震災・原子力災害伝承館(双葉町)
原発事故前に双葉町に掲げられていた原子力広告のレプリカが展示されている