区議会報告 No.19

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可決された主な議案より
−むとうは反対しました−

2003年度一般会計補正予算 10/22

 補正予算の中には江古田の森保健福祉施設整備予定地の土壌汚染状況調査(2331万円)など賛成できる予算も含まれていますが,サンプラザ取得を前提としたサンプラザ取得調査費(1382万円)が予算化されており,賛成できません。サンプラザ取得方法は区が三分の二以上を出費して設立する第3セクターに借金をさせ(約52億円?),2004年度の早期に取得させると説明しています。
 区長は「駅前の街づくりに必要」だから取得すると語っていますが,一方で現在の社会状況から財源の伸びは見込めず,今後も大変厳しいと予測し,民間でできる事業は民営化などの方針を示しています。その観点からすれば,サンプラザはまさに区が手を出さず,民間にゆだねるべき施設ではないでしょうか。これ以上負の遺産を未来に残すべきではないと考え,むとうは反対しました。

事務手数料条例の一部を改正する条例

 この条例は住民基本台帳カードの事務手数料(500円)を定めるものです。長野県の住基ネット進入実験からも安全性に問題がある現状で,プライバシー保護の観点から,住基カードの発行はすべきではないと考え,むとうは反対しました。
※便利という言葉に惑わされず,個人情報漏洩の危険性が高い住基カードを所持するのは控えましょう!
※おさそい ドキュメンタリー『住基ネットがまねく監視社会』上映会
◎日時 12月14日(日)午後2時
◎場所 消費者センター 主催・住基ネットを拒否する中野区民の会

2002年度一般会計歳入歳出決算の認定について 10/10

 2002年度は「行財政5か年計画」に基づく実施2年目の年でした。60歳以上・生活保護受給者・心身障がい者など一般企業への就労が困難な方に仕事を提供し,生活の安定の場であった中野授産場を廃止したり,元某会社社長宅でお茶室・暖炉・日本庭園があり,心和む空間として多くの区民に利用されていた白鷺ふれあい学習館を多くの区民の反対の声を無視して廃止するなど,大幅に福祉・教育予算を削減しての予算でした。むとうは当然この予算に反対しましたので,反対した予算に基づいての決算の認定にむとうは反対しました。

2002年度歳入歳出決算額
歳入総額 941億1601万8676円
歳出総額 930億5617万0284円
支 出 10億5984万8392円

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