区議会報告  No.35

0前へ  区議会報告トップ  次へ

     所属委員会について
 
 各議員がどの委員会に所属するかは、交渉団体代表者会でその原案が決定されます。この代表者会には、各会派の代表者しか出席できません。どの会派にも属さない無所属の議員は、会派の方々が決定した後に区議会事務局を通じて希望を聞かれるにすぎません。他区には無所属の一議員でも代表会の傍聴や意見を述べることができるところもあります。このように少数を排除する非民主的な中野区議会のあり方に疑問を持ちます。

 今回、ある無所属議員2人だけが代表者会の意向を受けて、他の無所属議員4人の希望を聞く以前に、厚生委員会委員長と区民委員会副委員長を事務局に内諾していたというアン・フェアな事実が発覚しました。日頃、少数者の人権を声高に主張しているお2人が、自分の希望を叶えるために、優遇される人がいれば冷遇される人を生み出してしまうことに目をつぶられていたのは、大変残念です。

 その結果、すでに内諾を受けて空きがないにもかかわらず、希望すれば叶うかのように事務局は全ての委員会名を記した用紙を送付してきました。事務局長の不誠実さにあきれるばかりです。基本的にはどの委員会も大事な区政課題を審議する場なので、どの委員会に所属してもよいのですが、その決め方に疑問が残ります。

 なお、むとうは建設委員会、環境対策特別委員会に所属することになりました。

もどる