区議会報告 No.35

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議会一般質問より 6/25

 江古田の森保健福祉施設の現状把握に努めよ
むとう  特別養護老人ホームは、4月に事業を開始し、3カ月で満室にする計画だった。しかし、職員の確保ができず、受け入れ態勢が整わないため、40%の入所状況と聞いている。人手不足のため空きベッドがあってもショートステイすら実施していない。定員を超える申し込みがあり、多数の区民が待機する中、計画通りに入所が進まない状況を把握しているのか。
区長  職員数は定められた基準を満たしている。入所者は決定しているが、個々の状況を配慮し対応しているため、入所者の都合により、当初の予定から若干遅れている。8月を満室予定とする。
むとう  区内事業所に質の高い介護を提供できる介護士を確保するため、就労と合わせた資格取得の助成制度創設を検討しては。
区長  介護保険制度の仕組みの中で、個人の資格取得を助成する考えはない。
 区立保育園は使用済み紙おむつを処理せよ
むとう  保護者に使用済み紙おむつを持ち帰ってもらう理由は、区のごみ処理経費の負担軽減と健康チェックのためと聞いている。指定管理者園や私立園では保護者負担なしで処理している園もある。排泄物は時間の経過と共に変質するのでチェックは意味がない。感染予防のためにも園で処理すべきと考えるがどうか。
区長  事業ごみとして有料で処理するため、保護者の負担が必要になる。徴収方法や管理面など解決すべき課題があり、意見を聞きながら検討していきたいと考えている。
 区立保育園における個人情報の紛失を問う
むとう  区立保育園で、6人分の児童の発達記録や住所、電話番号、保護者の勤め先などが記載された児童票の紛失が発覚した。紛失は事実か。
区長  児童票の一部が見当たらないという事故報告を受け、改めて調査を徹底するよう指示した。
 総合防災訓練への自衛隊参加は慎重に
むとう  9月2日に平和の森公園・芝生広場で実施する防災訓練で、練馬駐屯地普通科連隊によるヘリコプターでの救護訓練が行われる。しかし、 有事の際の国民保護計画に基づく訓練と、自然災害を想定しての訓練は本質的に異なる。自衛隊より先に消防署のレスキュー隊との連携強化訓練が優先されるべきだ。実戦部隊の参加は慎重であるべきでは。
区長  生命・財産の保護を図るために自衛隊は災害時出動しており、連携を図ることとしている。


*一般質問がシティーテレビ中野で放映されています。
 しかし今回無所属議員は放映されませんでした。

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