区議会報告 No.37

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議会一般質問より 11/29

 八中か北中野中に知的障がい学級の増設を
 
むとう
 
 04年、「西中野小しらさぎ学級の卒業生が、小学生の時に築き上げた理解や友情が継続できる地域の中学である八中か北中野中に進学できるよう、障がい学級の新設を望む陳情」を区議会は全会一致で採択した。ところが区は保護者に何の説明もなく、北東部の七中に開設することを決めた。07年、江原小にわかば学級を開級したので、七中への新設も必要だが、しらさぎ学級はわかば学級より3年も早く開級し、北西部に新設を早くから要望していた。陳情を踏まえ、北西部の八中か北中野中にも増設するよう、早急に検討すべきではないか。
教育長  中学校の特別支援学級の増設については、地域バランスを考慮し区の北部地域に設置したいと考えている。

*(北部に設置は当然ですが、北東部だけではなくて、北西部にも新設を求めて再質問をしましたが、北部としか答えませんでした。)
むとう  現在、北西部に中学の知的障がい学級が無いため、上鷺宮地区から50分かけて4中に通学している生徒もいる。北西部に学級の開設が遅れている中、せめて通学の利便を図るために、なかのんの始発便を早めるべきでは。
区長  バス事業者は人件費増大等により困難と答えているが、引き続き要望していく。
 
血清ペプシノゲン検査を再検討せよ
 
むとう
 
 区民健診の胃ガン検診に、血清ペプシノゲン検査を導入し7年が経過した。この検査は胃ガン発生の危険度を推定するもので、ガンを直接見つけるものではないため、陽性の方は次の精密検査を受診しなければならない。しかし、精密検査受診率は50%だ。受診率向上策はあるのか。
区長  精密検査受診の意義を伝え協力を求めていく。
むとう  国や都はX線検査は有効だが、ペプシノゲン検査は勧められないとしている。なぜ区民健診にペプシノゲン検査を導入しているのか。
区長  検査で陽性と判断され精密検査で早期ガンが発見された実績があり、専門家の意見を聞いて検討している。
むとう  区職員検診はX線検査だが、X線検査はペプシノゲン検査より高い。区は国や都の指針に反してペプシノゲン検査が有効と判断するなら、安価なこの検査を職員検診にも導入すべきではないか。
区長  労働安全衛生委員会で検討する。
 
カセットボンベ等危険物排出ルールの徹底を
 
むとう
 
 大和町で、不燃ごみを回収していた収集車の積み込み口で卓上コンロ用カセットボンベが爆発して出火し、職員2人がやけどを負う事故が発生した。お鍋が美味しくなるこの季節は、カセットボンベのごみが増える。区民に危険性を十二分に知らせ、中身を完全に使い切って捨てるよう徹底を図らねばならない。そのための取り組みは。
区長  別の袋に中身を明記して排出するよう、ルールの徹底を図りたい。
むとう  不燃ゴミという分け方ではなく、ガスボンベやスプレー缶、ライターや蛍光灯等は、危険物との認識を区民に植え付けるためにも、危険物として分別し、摩擦熱が発生しやすい圧縮型のパッカー車ではない平ボディの車で回収すべきではないか。
区長  収集車の横のポケットに別途収集している。

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