｢選挙管理委員は選挙権を有する者で、人格が高潔で、政治及び選挙に関し公正な識見を有する者のうちから、普通地方公共団体の議会においてこれを選挙する｣(地方自治法第１８２条)と規定されています。なお、補充員は得票数に応じて委員に繰り上がります。任期は４年で、報酬月額は委員長28万２千円、委員25万５千円と、別途費用弁償３千円が支給されます。委員は月２回の定例会(１回概ね２時間)に出席する他、選挙時に概ね15回程招集されるようです。

　これまで全委員が男性で、ほぼ９割が区議会議員経験者です。今回選出された委員も元自民党区議２人、元公明党区議１人、元共産党区議１人でした。議員経験者でなければならない理由は見いだせません。

　このような状況に一石を投じたいとの思いで今回もむとうは、一市民であり女性である加藤さんを推薦し一票を投じました。嬉しいことに、近藤区議と林区議がこの思いに賛同くださり加藤さんに３票が入りましたが、当選には至りませんでした。また、残念なことに６票の白票がありました。