区議会報告  No.44

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決算総括質疑より(2008年度決算について) 10/2


 ◎副区長3人制の必要性が不明
むとう

 副区長3人制導入理由は、1政策室・経営室・管理会計室を担当すること、2複数の事業部にまたがる課題を分担し担任することだった。2番目の各副区長の今年度の分担は。

経営室参事

 分担はしていない。

むとう

 3人が必要だとする役割分担を廃止するのであれば説明責任を果たすべきだ。

 ◎区民本意のおもてなし運動を
むとう

 おもてなし運動は5年を経過したが「ガムを噛みながらの対応で不愉快・何分も待たせている区民の面前で職員同士が談笑していた・転入届の入力を間違え1時間30分待たされた・別人の所得額と間違え児童扶養手当支給停止通知が来た」など、おもてなし以前の職員の区民に対する無礼な態度と、実務知識と能力の欠如の指摘が「区民の声」に届けられている。どのように改善するのか。

管理会計室副参事

 不適切な対応があったが、苦情は減少している。運動の主旨を職員に徹底していく。

むとう

 寄せられた区民の声に対して「検討します」と回答した後の検討結果を再度回答すべきではないか。

管理会計室副参事

 3ヶ月後に所管分野に確認し、区民に回答する。

 ◎ 食品衛生監視指導の充実を
むとう

 区の監視指導件数が8024件で目標値達成だが、この件数は食品衛生法許可業種などの業種数で、スーパーマーケット1軒に立ち入れば10件近くカウントされる。実際には何軒の店に立ち入り指導したのか。

保健福祉部副参事

 2831軒。

むとう

 1店舗で1業種しかない個人経営や夜間営業の飲食店で食中毒が2件発生した。小店舗にこそ食品衛生指導が必要だが、指導を行なっていたのか。

保健福祉部副参事

 毎月1回行なう対象になっていなかった。体制を工夫し効果的に行なう。

 ◎中野サンプラザに自転車駐輪場の設置を急げ
むとう

 長年、サンプラザに駐輪所設置を申入れているが、未だに設置されていない。区長は条例に基づき、所有会社社長である副区長に勧告すべきでは。

都市整備副参事

 放置自転車による危険が生じていないので勧告には至らない。

    その他 ◎外部評価と行政評価制度の改善について質疑しました。
  
2008年度一般会計歳入歳出決算の認定 10/13

むとうは反対しました

 特別区税が約6億円、生活保護費が約3億円の増額となった。区民の苦しい生活がうかがえる。だからこそ、区民ニーズに誠実に、計画・実施・評価・改善をすべきだが、区に都合の良い評価をし、区民の想いから遠のいているように思う。特に中野サンプラザの取得に関し、当初2億円しか出資しないとしたが、わずか4年で破綻し、13億7千5百万円を出資し仕組を変更した。また、丁寧な区民合意形成作業をせずに、区民風車・U18プラザ事業・都市計画マスタープラン改定・中野駅周辺整備・区立学校再編等を進めた。民意とかけ離れた区政運営に納得できず、むとうは反対しました。
 なお、国民健康保険事業・後期高齢者医療・介護保険特別会計についても反対しました。

2008年度歳入歳出決算額
歳入総額 1,041億7,827万1,074円
歳出総額  962億7,737万1,056円
収 支   79億0,090万0,018円

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