区議会報告  No.57

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区民委員会視察(盛岡市・奥州市)11/7〜8

■ほほえみと太陽のプロジェクト(盛岡市)


 生活に困窮した市民に、市職員が心安らぐ微笑みと太陽のような暖かい気持ちを向けながら接し、生活再建を目ざす総合的な施策です。盛岡市では「多重債務に強いまち」をスローガンに掲げ、消費者行政の先進的な取り組みを実施しています。盛岡市は多重債務問題を解決するために、消費生活相談員9人(中野区は5人)を配置し、相談業務を充実するとともに、消費者問題専門の弁護士による無料法律相談を実施しています。生活困窮者の生活再建を目的に消費者救済資金貸付制度や生活再建資金貸付制度を活用し、健全な家計を取り戻し、市民の担税力を高め、税などの収納率の向上に寄与する素晴らしい取り組み事例でした。

■バイオマスタウン構想(奥州市)


 環境基本計画に「未来を見つめる百年循環都市・地球と共存する奥州」を掲げ、豊富なバイオマス資源を貴重な財産と位置づけ、既存施設の活用と新技術による以下のバイオマス利活用に取り組んでいます。
 @ガス化発電施設やチップボイラー、薪ストーブの普及による木質バイオマス利活用システム
 A多収米等を利用した燃料及び製品利活用システム
 B廃食用油と資源作物を合わせたバイオディーゼルフューエル利活用システム
 C生ごみの減容化、堆肥化による製品利活用システム
 D畜産排泄物の堆肥化や籾殻・稲藁の耕畜連携農業の利活用システム

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