区議会報告 No.58

0前へ  区議会報告トップ  次へ0

区民委員会報告 3/13


■旧環境リサイクルプラザ・消費者センター(5階建て)を民間業者に月額200万円で貸与

 区民から環境活動の場を奪い、早2年が経過しました。二酸化炭素削減に貢献する環境事業を行う条件で国際ランド&ディべロップメント(株)に貸与する基本協定を2011年11月に締結しましたが、趣旨に則った事業実施が困難と判明し、翌年2月に区が協定解除通知を送付、3月に事業者から辞退届が出され白紙になりました。その後、区は二酸化炭素削減に貢献する環境事業を行うとする貸付条件を外し、節電節水等の今や当たり前な省エネに取り組む事業者であれば事業内容は不問とし、2013年1月に一般競争入札を行い、(株)千雅が月額200万円で落札しました。(株)千雅は埼玉県に本社を置き、有料老人ホームや訪問介護事業等を行っており、用途予定は1階が通所介護、2階が事務所、その他の階の用途は明らかにされていません。なお契約期間は5年間です。高齢者のための介護事業は歓迎できる内容ですが、建物の大半の用途が未定であり、区民の税金で建てた建物から区民を追い出し、実質、区が不動産業を営むことに疑問を抱きます。区民の皆さんはどのように思われますか? 


中野駅周辺地区等整備特別委員会報告 3/18


■新中野区役所と新中野体育館の配置が二転三転!?

 区役所を現中野体育館の位置に移転し、中野体育館を元第9中学校の位置に移転するとし、2011年に現中野体育館に隣接する国有地を区役所用地として土地開発公社に約36億円で取得させましたが、2012年3月には新たな区役所と中野体育館の位置について最適な配置(中野駅南口も含める)を検討するとしました。1年が経過し、2013年3月、区役所は元の計画に戻り現中野体育館の位置に、中野体育館も現位置での新設の考え方が示されました(下図点線内)。右往左往した1年間の検討内容は明らかにされていません。

もどる