むとうも賛成しました

　認可保育所保育料と認証保育所等の保護者補助金を改定するものです。認可保育所の保育料は世帯の所得税額によって決めています。所得階層の細分化、特に高額所得層を増設し、所得に応じた応能負担としたことは評価しますが、年収約363万円の低額所得層の値上げ率が一番高いのは問題です。一方で、所得額に関係なく保育料が設定されている認証保育園に通う保護者補助金の上限額２万円を６万２千円に引き上げたことは、認可園と認証園の保護者負担の公平化につながり評価できる点です。よってプラス面とマイナス面を鑑み、悩みましたが、むとうも賛成しました。

むとうは反対しました

　�@特別区税の延滞金の金利を14・６％から９・３％に引下げる、�A年金から区民税を天引きする方式の平準化を図る、�B住宅借入金等特別税控除の適用期間を延長し、消費税率引上げの影響を抑えるために税控除の限度額を拡充する、�C東日本大震災の被災居住用財産を譲渡した場合の譲渡所得課税の特例を相続人にも適用する、�D公社債等と株式等に係る金融所得課税の一体化を進める観点から課税方式を均衡化する、等のための条例改正です。�@から�Cは賛成ですが、�Dは主に富裕層への優遇措置であり賛成できません。金利が低い中、株式投資を煽るような方向性には納得できず、むとうは反対しました。

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