区議会報告 No.64

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議会一般質問より 9/16

 縦割り福祉を見直し富山型デイサービスの実施を
むとう

 年齢や障がいの有無などで対象者を限定せず、地域の身近な場所で家庭的なケアをする富山型デイサービス事業は全国から高い評価を受けている。徘徊を繰り返していた高齢者が赤ちゃんとの交流で徐々に落ち着くなどの相乗効果を生み出し、地域に根ざした利用者本位のサービスが実現している。これまでの福祉の枠にとらわれない富山型デイサービス事業の実施を検討してはいかがか。

区民サービス管理部長

 利用者からのニーズもなく、検討予定はない。

 区役所出前講座の実施を
むとう

 富山市では市政の理解を深め市民の学習活動の支援を図ると共に、市民の意見を市政に反映させることを目的に出前講座を実施している。146講座から市民が選び、年末年始の休日を除く午前9時から午後9時までの中で要請に応じて職員を派遣する。「暮らしと市税」や「健康的なお酒の飲み方」などバラエティーに富んでいる。市民からは好評を得ており、職員からも知識や説明力が身に付くなど高評価を得る有意義な事業となっている。中野区でも消費者センターやごみゼロ推進分野で出前講座を行っているが、各部を網羅する事業にまとめて事業化してはいかがか。

政策室長

 生涯学習スポーツガイドブックやホームページで一覧を掲載するなど検討したい。

 やさしくわかりやすい洪水ハザードマップの再配布を
むとう

 中野区には約1万2千人の外国人が暮らしている。災害情報の伝達方法として「やさしい日本語」の使用を国も都も提案している。この度、2002年に作成した洪水ハザードマップに説明文を添付し配布する予定だが、その際、障がい者や高齢者、外国人にも分かりやすく読みやすい説明文となるよう「やさしい日本語」を使用するなど工夫するべきではないか。

都市基盤部長

 わかりやすい図画や用語を用いるなど工夫をしたい。

むとう

 広島市で豪雨による大規模土砂災害が発生し尊い命が奪われた。区内には急傾斜地崩壊危険個所が14か所ある。定期的な点検調査をするべきではないか。

都市基盤部長

 急傾斜地崩壊危険個所とは国の定めにより傾斜度30度以上、高さ5メートル以上の個所だが、大雨時や道路点検時に合わせて一定の頻度で点検をしている。



*無所属議員の一般質問もJCOMで放映されますが、一定例会一人です。むとうの今年度の放映はありません。

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