区議会報告 No.65

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むとう有子への応援メッセージ

むとう有子さんを応援しています

上村和子
  (国立市議会議員・無所属)

 このメッセージを書いているのは12月14日の明け方……夜には出る衆議院選挙の結果を思いながら、安倍政権に楔を打てなかったら、一挙に憲法改悪へなだれこんでしまうと気分は重い。戦後70年で、民主主義は最大の危機を迎えている。
 残る希望は憲法で誕生した地方自治だ。その視点で、どの党派にも所属しないで、だめなものはだめとまっすぐに主張してきたむとうさんが積み重ねてきたものの大きさをあらためて実感している。そこに憲法の実践をみるからだ。
 「むとう有子」という区議は、中野区における地域民主主義の指標ではないだろうか。 本来は、二元代表制である地方自治体議会は、国や首長部局から独立した機関である。しかし、いつのまにか、地方議会は国会の下部機関のようになってしまっている。特に23区や大都市はそうだ。その中にあって、むとうさんはこの16年間、自分の頭で考え、調査を行い、住民の声を受けとめて、まっすぐ発言してきた。言っても、言っても、変わらない。絶対的少数、たったひとりであることも多かったことだろう。本当にむなしい闘いであったことだろう。……しかし、その闘いこそ、民主主義だ。憲法で生まれた、地方自治なんだと思う。
 あなたの議会での発言は、静かな湖面に小石を投げるようなものだろう。わずかなさざ波はたつがすぐに消える……この16年間、それでもあきらめることなく、民主主義の小石を投げ続けたあなたを私は深く尊敬している。あなたが投げ続ける民主主義の小石は、あなたやあなたを支持する区民が思っている以上に意義がある。
 中野区議「むとう有子」が投げ続ける民主主義の小石がある限り、中野区の地域民主主義は凍らない。「むとう有子」よ、これからも毅然と民主主義の小石を投げ続けよ。私も国立市でそうする。それが平和のために憲法が遺してくれた地方自治の本旨だと信じて。

  海老沢惠子
  (弥生町・イコールの会代表)
  小木曽仁夫
  (イコールの会事務局長)

 イコールの会の代表として、むとうさんの16年間の議員活動に伴走してきました。区民の皆様から寄せられるご意見を一つずつ丁寧に取り上げ、子どものことからお年寄りのことまで、失業から起業まで、身近なごみ問題から原発問題まで、私道の整備から大規模開発まで、幅広い課題に常に区民に寄り添い、時には涙し、精一杯奮闘する姿を見てきました。
調査力・行動力・追求力を兼ね備えたむとうさんをもう一度区議会に送り出しましょう。

 むとうさんの一回目初選挙から手伝ってきました。むとうさんは16年間、ダメな事にははっきりノーと言う変わらぬ姿勢で区政にもの申し、いつも弱い人の味方となり、理不尽なことに立ち向かってきました。しがらみの無い無所属だから出来たことと思います。今急速に進む少子高齢化の中で、むとうさん自身の子育てや認知症のお母さんの介護経験を生かし、区民の立場に立ち、共に考え、解決するまであきらめずに努力するむとうさんは、中野区議会に無くてはならない存在だと確信しています。

  松代修平
  (イコールの会世話人)
  久保田真澄
  (介護福祉士・獣医)

 「むとう議員の質問はしっかり聞いておきなさい」と、あるベテラン議員が若手議員にアドバイスしたという。むとうさんは常に区民の声に耳を傾け、自分で考え、自分の言葉で語り行動してきた。数の論理に流され緊張感を欠く議会の中でひとり奮闘してきた。右記のエピソードはその証明といえないだろうか。  政務活動費の使途についてもそうだ。市民オンブズマンの調査でただ一人合格点を得ている。「李下に冠を正さず」。四期目のいまもその姿勢は変わらない。そんなむとう有子さんを応援していきたい。

 日本の急激な右傾化と貧富の差の拡大が進むにつれ「お年寄りや子供たちと障がいある人たちの明日が危ない」と直感して、まず中野区内で共に戦う仲間を探したのですが、いささか孤立感を感じていたある日、区議会の傍聴に行きました。するとむとう有子さんは、あくまでも区民の側に立って福祉の充実を訴え、孤軍奮闘しておられました。 その誠実な姿に真の仲間を見た思いがして勇気づけられたのです。むとうさんと一緒に中野区を再び平和と福祉の先進区にしましょう。

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