区議会報告  No.69

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可決された主な議案より 12/10

 ◎「図書館8館の指定管理者の指定について」

むとうは反対しました

 契約終了に伴い、引き続き指定管理者にヴィアックス・紀伊国屋書店共同事業体を5年契約で指定するものです。
 経費削減を目的に直営から指定管理に変更する公立図書館が増加。開館日や開館時間が増えるなど良い面もありますが、レンタル大手ツタヤを展開する企業が管理者となり運営する海老名市立図書館で、海外の風俗店案内本など不適切な蔵書が含まれていたことが判明し問題となりました。
 選書の際には、民間企業の発想である『売れるか』ではなく、『知的財産として区民に何を残すべきか』という視点が、知の拠点である公立図書館には大事です。片山善博慶応大学教授(元鳥取県知事)は「図書館は歴史や文化等、地域の知的財産を保存し、将来にわたって提供する施設。それに適した人材を時間をかけて養成するべきであり、1年契約のスタッフが殆どの指定管理者制度はなじまない。」と批判(東京新聞引用)。同感であり、むとうは反対しました。

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