◆静岡市は、2013年に公立幼稚園・保育園のあり方検討会を設置し、2014年に全ての市立幼稚園・保育園を幼保連携型認定こども園へ移行することを決定し、2015年に56園が移行しました。認定こども園とは、認可幼稚園と認可保育園の機能を併せ持つ施設です。静岡市は、幼児期の教育と保育の質にこだわり、幼稚園と保育園のそれぞれの優れた特性を見事に融合しました。認定こども園は、幼児教育も保育も中途半端なものになるのではとの懸念をむとうは抱いていましたが、静岡市立安東こども園の視察で、認識を改めました。静岡市は民営化をせず、給食も含めて市の職員による直接運営です。行政が直接運営に携わることで、教育・保育の研究実践を行い、質の向上を図っています。人件費や運営費削減を目標に、現場を手放し、民営化を進める中野区とは大きな違いでした。
◆小児科病院の2階に併設している病児・病後児保育室、年度途中で育児休業明けを迎えるなど入園できない待機児童を預かる市独自の待機児童園も設置されており、子育てしやすい街でした。
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広い園庭のある静岡市立 静岡市あおば待機
安東こども園 児童園
左からのろ恵子太田区議 ・加茂晶子園長・むとう
◆2015年に静岡市は、ひきこもりの専門相談窓口を、実績のあるNPOに委託し、ひきこもり地域支援センターを市立南部図書館2階に開設 静岡市ひきこもり地域 しました。臨床心理士な 支援センター どの専門職が支援コーディネーターとして配置されており、全般的な相談窓口、電話や面接相談、訪問支援、当事者の居場所づくり、家族教室、各種講座の開催など、地域におけるひきこもり支援の拠点です。中野区にもひきこもり地域支援センターが必要です。
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