区議会報告 No.71

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富山型デイサービス視察報告 
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    シェア金沢視察報告  
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 ■NPO「このゆびとーまれ」デイサービス事業所

 富山型デイサービスは、1993年に3人の看護婦さんが、民家を改修した小規模な建物で、年齢や障がいの有無などの法制度で対象者を限定せず、ケアを必要とする全ての人たちを対象とする県内初の民間デイサービス事業所を創業して誕生しました。地域の身近な場所で誰にでもデイサービスを提供し、既存の縦割り福祉にはない多機能で柔軟なケアサービスの形として注目を集めています。理事長の惣万佳代子さんは、赤十字国際委員会が看護活動の功績をたたえる世界最高の記章、2015年度「フローレンス・ナイチンゲール記章」を受賞しました。家庭的な雰囲気の中で自然体で、お年寄りが小さな子どもを見守り、障がいのある方がスタッフのお手伝いをするなど、日常の生活がそこにはあります。また、徘徊を繰り返していた高齢者が、毎日来る赤ちゃんを見て徐々に落ち着き、会話も自然に出てくるなど、様々な相乗効果を生み出し、地域に根ざした利用者本位のサービスが実現しています。



     「このゆびとーまれ」玄関前

  ■「シェア金沢」社会福祉法人佛子園

 シェア金沢は、子どもから大学生、高齢者まで、世代や障がいの有無を超えて、いろいろな人たちがつながりを大切にしながら、主体性をもって地域社会づくりに参加し、良き地域コミュニティを再生させている街です。  サービス付き高齢者向け住宅32戸、アトリエ付き学生向け住宅2戸、学生向け住宅6戸、障がい児童入所施設、高齢者デイサービス・生活介護・訪問介護、児童発達支援センター、学童保育、産前産後ケア、天然温泉、レストラン&野菜市、日用品生活雑貨共同売店、クリーニング店&コインランドリー、全天候型グラウンド、ドックラン・アルパカ牧場、ギャラリーなど総面積約1万1,000坪で街が創られています。



     サービス付き高齢者向け住宅エリア



北陸のウクレレのメッカに! シェア金沢から世界に発信中

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