区議会報告 No.73

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議会一般質問より 11/28

 校舎改築時の通学路の安全確保を
むとう

 登下校時には交通事故など危険が多い。区内でも2中生徒や本郷小児童への暴行事件が発生した。通学路の安全確保は重要な課題だ。5年先の予定だが、本郷小学校の改築時は、廃校となる向台小学校が仮校舎になるが、あまりにも離れている。ボランティアに頼るだけではない通学路の安全確保策を。

教育長

 仮校舎への通学路は学校長が指定するが、交通安全プログラムに基づき安全点検や必要な設備の設置をし、安全確保に努める。

 桃園第二小学校新築用地の取得を
むとう

 6年先の予定だが、桃二小の改築時も、廃校となる上高田小学校が仮校舎になるが、あまりにも離れている。桃二小は、校舎と体育館等が道路で分断されている。隣接する昭和区民活動センターの改築問題もある。桃二小の北側に隣接する集合住宅2棟が現在、空き家となっている。その土地を区が購入できれば、道路での分断が解消でき、学校と区民活動センターの合築が出来る用地となる可能性がある。その土地には、マンションが新築されるようだが、地域から、学校用地としての購入要望がある。区は、やっと重い腰を上げ、所有会社に接触したようだが、購入したいとの意思決定をした上で、所有会社に積極的に交渉することを求める。区の見解は。

教育長

 すでに民間事業者に売却されたと聞いている。

★現在所有している民間会社に交渉せよと質問しているのに、あきれた答弁です。
 障害の「害」をひらがな表記に
むとう

 相模原市の障がい者施設での殺傷事件の犯人は、逮捕時に「障がい者がいなくなればいいと思った」と話し、日本中を震撼させた。これを機に障がい者の人権問題が注目されている。「害」の漢字には「妨げになる・邪魔になる」など悪い影響という意味があり、人権尊重の観点から、ひらがな表記に改める自治体が増えている。23区では、板橋、荒川、大田、足立区がひらがな表記に変更。障がい者に対する差別意識解消への細やかな一歩となるよう、ひらがな表記に改めてはいかがか。

区長

 漢字でもひらがなでも言葉の意味は変わらない。表記の変更は考えていない。

 堀江敬老館の今後を明確にせよ
むとう

 堀江敬老館は、中野2丁目地区再開発で、壊して公園になる。2017年3月に閉館し、4月に中野3丁目の寄贈物件を活用し、高齢者会館機能の継続を図る予定。寄贈物件の改修費約2千5百万円を予算化。しかし、再開発事業の遅れに伴い、堀江敬老館の閉鎖が1年先送りになる、寄贈物件が使えない、移転先が桃園区民活動センターになるなどの噂が流れ、利用者が不安を抱いている。他の議員の質疑に、寄贈物件について「バリアフリー化などいくつかの制約要素が明らかになった。物件の活用方法はさらに検討を深める。年明けまでに利用者に説明する」との答弁があった。私からも、一日も早い説明会の開催を要望する。明らかになった寄贈物件の制約要素とは何か。

地域支えあい
推進室長

 道路面から玄関先までの高低差の解消方法と、準防火地域だが、一部木造部分の防火性能の確認方法が制約要素だ。

むとう

 寄贈に際し、寄付者の想いを生かし、公有財産としての公益価値を考慮し、受領を決めたと推測するが、この寄贈物件は築40年で、鉄筋コンクリート造りの本体に木造の増築がある。どのような調査を行い受領したのか。

経営室長

 権利関係、立地調査、設計図書により、建物の構造等の調査を実施した。木造の増築部分は、建築確認を受けていないことを確認した。


*無所属議員の一般質問もJCOMで放映されますが、一定例会1人あるいは2人です。むとうの放映予定は未定です。

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