風薫る季節のなかで
我が家の藤が今年も咲きました
中野通りを彩り春を告げ、疲れた心を癒して散った桜。今、若葉の上を風が吹き渡り、清々しい季節となりました。
しかし、国会には清々しい風が吹かず、公文書改ざんにより、政治家の関与は不明ですが、官僚が国会にも国民にも嘘をつく事態が進行し、民主主義の根幹が問われています。民主主義とは、全ての国民に平等に主権があり、自分たちのことは自分たちで話し合って決めることです。多数決で白黒つけるだけが民主主義ではなく、少数派も含めて、様々な意見を熟議して、より多くの人が合意できる結論を導き出すプロセスが民主主義の根幹だと、中学校で教えられたと記憶しています。
しかしながら、国政だけではなく中野区政においても、少数意見はバッサリと切り捨てられ、結論だけを押し付ける政治が続いています。多数派のおごりが、市民を政治や選挙から遠ざけています。
6月10日は、中野区長選挙です。中野区の主役は、この街で暮らす一人一人の区民であり、そのために税金が使われるべきです。子どもたちの明日が豊かな未来となるよう、あきらめずに、選挙に行きましょう。
むとう有子
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