区議会報告 No.88

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 むとう有子の議会一般質問より 9/11

コロナ感染情報を正確に分かりやすく公開せよ
むとう

墨田区は、「自治体が個人情報に配慮しつつ正確な情報を開示する方が感染防止対策の上でも人権上も効果がある」として積極的な情報公開をしている。墨田区を参考に、現在未公開の@会社員や学生などの陽性者の属性一覧A入院・宿泊・自宅療養中の人数、退院等治癒人数、死亡者数B集団感染が発生した施設の実名・所在地・運営者名の公開も視野に、正確な公開の在り方を検討せよ。

区長 公開の考え方は、必要に応じて適宜見直す。
むとう 在宅勤務等の実施状況と区民サービスへの影響について検証するべきでは。
区長 全庁的に検証し、今後の運用に生かしていきたい。

高齢者施設におけるコロナ感染防止対策のための
人的配置に助成金を
むとう

高齢者がコロナに感染すると重症化しやすく、死亡率も高いと言われている。8月中旬、区内高齢者施設で介護職員が体調不良にもかかわらず3日間勤務したことで、その介護職員1人と利用者5人がコロナに感染し、入院した。このコロナ禍にあって、体調不良を自覚しながら勤務した介護士の責任と、勤務させた雇い主の責任が問われる問題だ。現実的には介護士不足で休みにくいと聞く。介護士が体調不良なときは無理せず休めるよう人的配置体制整備のための助成金の創設を検討するべきではないか。

区長

制度上の基準を上回る人的配置の助成は行わないが、国のコロナ感染症緊急包括支援事業の追加的人件費補助金活用状況を注視したい。

むとう 介護事業者に、介護士が体調不良で勤務しないよう徹底を要請する通知送付を。
区長 さらなる周知に努める。

23区ブランドを復活し古紙の循環を
むとう 古紙の海外輸出がストップし、行き場を失いつつある。国内での循環が重要。1995年に23区が国内の製紙会社9社と協定を結び、23区ブランド「みどりの夢23」を創設し、23区内で回収した古紙でトイレットペーパーとテッシュペーパーを再生し販売、23区全ての公共施設で使用した。2007年に事業は終了したが、今こそ復活させ、23区957万人が使用し、23区内での循環を検討せよ。
環境部長 研究したい。

ペットボトル飲料自動販売機を撤去し給水機の設置を
むとう 7月に「中野区プラスチック削減指針」を発表し、@区主催・共催の催しで、使い捨てプラスチック製品・容器包装を削減する、A職員はマイバックやマイボトルを活用し、使い捨てプラの削減に努める、とした。まずは区役所内で、ペットボトル飲料自販機を撤去し、マイボトル用給水機を設置せよ。
環境部長 検討する。

*無所属議員の一般質問もJCOMで放映されますが、むとうの放映順番2021年2月頃の予定です。
*区議会HPで7月6日から本会議を録画配信しています。

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