四季のあるこの国の暮らしの中で、色とりどりの花々が咲き、優しい香りを運ぶ春風に包まれて、世界の平和を願わずにはいられません。
ノルウェーの社会学者ヨハン・ガルトゥング氏は平和について、戦争のない状態を「消極的平和」、貧困・抑圧・差別などの構造的暴力がなく、人権が尊重され幸福や福祉が保障されている状態を「積極的平和」とする概念を提唱しています。
残念ながら、「消極的平和」すら保たれていない国もありますが、「積極的平和」を積極的に創造していくことが自治体の責務と考えます。
さて、5月22日は区長選挙です。
多くの区議会議員が、区長選挙で自分が応援した人が区長に就任すると、常に与党的な立場をとることに違和感があります。
区長は行政のトップであり、区議会議員は行政をチェックする役割を担っている以上、選挙後は一線を引き、是々非々で対応するべきと考えます。1票を投じた区民もしかりです。
この4年間をしっかり検証し、次の4年間につなげることが大切ではないでしょうか。
どなたが区長になられても私は、区民に寄り添い、無党として是々非々での議員活動を貫きたいと思っています。
むとう有子
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