むとうさんは、毎議会終了後に「区議会レポート」を出しています。レポートには、条例や議案に対してむとうさん自身、どんな考えで、賛否の意思表示をしたかがわかりやすく報告されています。
むとうさんの支持者にとっては、納得することが多いかもしれませんが、ちょっと疑問だなと思うこともあるのではないでしょうか。そんな時、本人に直接、声を届けていますか。まあいいやと、そのままにしていますか。
私の経験からは、どんな小さな疑問でも声を出して欲しいと思ってきました。声を出すことが議員をしっかり見ているということであり、緊張させることなのです。
むとうさんは6期(24年)中野区政に携わって、いろいろな立場の人の声を代弁し、「区政おしゃべり会」で、疑問の声を出す場を設けてきました。
一般的に、議会報告というと、その議員に都合のいいことだけを報告しているものがほとんどです。私たちの税金でまかなわれている議員報酬やその使途について詳しく報告できるのは、一人会派のむとうさんだからこそではないかと思います。多数会派の議員にはできていません。政務調査費の使い方など比較してみてください。
いま、国の政治は非常に低いレベルになってきています。国の予算を提案する総務大臣の政治資金の使途についての「ウソ」、法務大臣の「死刑」に「はんこ」を押すだけという発言など、人の命をほんとうに軽くみている人が閣僚になっていることの危うさ。辞職したとはいえ、どんな教育を受けてきたのでしょうか。
やはり身近な地元の議員のチェックと直接声を上げていく習慣を作っていくことが、自治を高めるうえで大事なのではないでしょうか。
むとうさんには、食育としての学校給食の無償化をぜひ、中野区で実現して欲しいと思っています。憲法26条の義務教育の無償化――それは学校給食から。中野区の住民と共に通学区域ごとに話し合いを重ね、自治を高めて欲しいと思っています。学校給食から自治を!
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