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認知奨高齢者グループホームの充実を | |||||||||
むとう | 03年4月に認知症高齢者グループホーム「ゆうあい」が初めて開所し,05年6月に「てつあん鐵庵」が開設された。「ゆうあい」の入所条件は3年前から区に住民票のある方ということだが,高齢者が突然,地方で一人暮らしでがきなくなり,子どもの近くに来なければならなくなった場合等は,家族が区民であれば入所できるようにすべきではないか。「鐵庵」ではこの条件はない。民営とはいえ,区が区有地を貸与又は支援する以上,区民が利用しやすい入所条件の統一化を図るべきでは。 | ||||||||
高齢者福祉担当課長 | 現時点では区民優先と考えるが,柔軟な対応ができるよう検討したい。 | ||||||||
むとう | 認知症高齢者が増加する中,今後の整備計画は。 | ||||||||
高齢者福祉担当課長 | 区全域を四つの生活圏域に分け,それぞれに最低一ヶ所は必要と思い,10か年計画で考えている。 | ||||||||
障がい学級の充実を | |||||||||
むとう | 区民の要望である小中学校の知的障がい学級や情緒障がい学級の増設の検討状況は。 | ||||||||
教育担当課長 | 知的障がい学級は増設の必要があり,学校再編計画を踏まえ,検討する。情緒障がい学級は希望する生徒の状況を見極め対応したい。 | ||||||||
むとう | 通常学級に在籍する学習障がいや高機能自閉症などの生徒や担任への対応策は。 | ||||||||
教育担当課長 | 通常学級の障がい児には養護学校の教員による巡回指導を行い,担任教師,生徒,保護者に対する支援体制の整備を図る。 | ||||||||
学校評議員の活性化を | |||||||||
むとう | 地域に開かれた学校づくりを推進する目的で,区立の幼・小・中学校に学校評議員制度が導入され3年が経過したが,外部評価委員に形骸化が指摘された。評議員の公募状況,男女比,年齢層,会議の公開,会議録の作成や報告の実態は。 | ||||||||
指導室長 | 今年度末に調査を実施し,それらの点について学校に働きかけていきたい。 | ||||||||
環境調査の有効活用を | |||||||||
むとう | 環境調査として約900万円が支出された。調査結果が暮らしに役立つようどのように有効活用しているのか。 | ||||||||
環境と暮らし担当課長 | データを元に国,都に必要な規制施策の展開を働きかけた。「中野の公害」を発行し,区民への情報提供を図ってきた。環境関連施策の基礎資料として活用する。 | ||||||||
区立保育園の給食生ごみの堆肥化を | |||||||||
むとう | 小・中学校の給食生ごみは堆肥化をする業者に委託しているが,保育園は一般ごみとして処理されている。堆肥化する業者と契約すべきではないか。 | ||||||||
保育サービス担当課長 | 検討する。 | ||||||||
その他「旧上野原スポーツ学習施設用地購入・売却に伴う損失額(約7億円)」について質疑しました。 |
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2004年度一般会計歳入歳出決算の認定 | |||||||||
むとうは反対しました 財政難の中,区民の要望に応え,認知症高齢者グループホームや情緒障がい学級,知的障がい学級の増設,上鷺地域から中野駅へのバス路線新設の具体化,図書購入費増額等が実施されたことは評価します。 しかし,関係者の理解が得られないまま強硬に推し進められた区立保育園への指定管理者制度導入や,学校給食栄養士や図書館業務の民間委託,さらに10年後のまちづくりに活用できる保証は何もない中野サンプラザ取得のための出資金2億円は,到底認証できず,むとうは反対しました。
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