区議会報告 No.42

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むとう有子の議会一般質問より 2/23

 生活支援相談窓口と貸付制度の充実改善を
むとう

 昨年秋以降の急速な世界的景気減速により、様々な形で生活にお困りの区民の方が増加している。ある区民の方が区の自立生活資金係に相談に行ったが、貸付制度の条件に当てはまらず、スマイル中野にある社会福祉協議会の生活福祉資金貸付相談を紹介された。しかし、そこでも条件に合わず、また区の生活援護係に行くよう勧められた。そこでも条件が合わず、自立生活資金係に行くよう言われ、結局振り出しに戻り、資金は借りられなかった。このように困り果てて相談に来る区民をたらい回しせず、貸付制度など生活支援施策を熟知している職員を配置した生活支援総合相談窓口を設置すべきではないか。

区長

 2009年度実施に向け、自立生活資金・生活保護・生活安定応援事業を一体化した窓口の準備を進めている。

むとう

 2008年度から創設した自立生活資金貸付制度は、現在の社会情勢やニーズに合っていない。実績は。

区長

 貸付実績は2件。

むとう

 自己破産せず、生活保護を受けず、自力で努力する方への転居費用などの貸付制度が無い。個々の状況に最大限対応可能となるよう貸付条件を改善すべきではないか。

区長

 これまでと同様に行なっていく。

 可燃ごみに金属類混入で清掃工場の事故多発
むとう

 昨年10月から、容器包装プラスチック以外の廃プラと皮革・ゴム製品が可燃ごみに変更となった。そのため分別区分が不明瞭になり、わかりにくいごみは燃やせるとの誤解を招き、年末時、焼却炉に入るべきでないハンガーなど針金類、フライパン、トースター、オーディオ機器など多量の金属類の混入による清掃工場の事故が多発した。ごみ質と安全運転は密接に関係している。特に23区の清掃工場は住宅密集地にあり、有害物質を放出する事故を引き起こすわけにはいかない。さらなるごみ分別の徹底指導を行なうべきではないか。

区長

 3月中にリーフレットを全戸配布し、月2回の陶器・ガラス・金属類の収集の周知徹底を図る。

むとう

 ごみ質と清掃工場の事故についての認識は

区長

 金属類の搬入により工場の運行に支障があると承知している。分別徹底に努める。

 中野サンプラザに自転車駐車場の設置を
むとう

 1月より、自転車駐車場の設置勧告・設置命令・罰金を定めた条例が施行された。自転車駐車場未設置のサンプラザは副区長が社長の(株)まちづくり中野21が所有し4年が経った。設置指導は行なったのか。

区長

 設置を申し入れた。検討しているとの回答があった。



 *無所属議員の一般質問もシティーテレビ中野で放映されることになりましたが、一定例会一人ですので、今回むとうの放映はありません。

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