区議会報告 No.42

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むとう有子の予算総括質疑より(2009年度予算について) 3/3

◎多数の区民が利用する民間特定建築物の耐震化を急げ
むとう

 不特定多数の人が利用するマーケット・ホテル・運動施設・病院など区内民間特定建築物166棟のうち27棟の耐震性が不十分とのことだが、27棟を把握しているのか。

建築担当課長

 把握していない。

むとう

 所有者に、区は耐震化を強く要請・指導・助言・指示・公表・勧告・命令を行なうとしているが、建築物の把握さえできていないのはどういうことか。

建築担当課長

 現在、データ収集中。今後は個別の耐震化状況を把握し、助言・指導等を行なう。

◎子どもショートステイ事業を利用しやすくせよ
むとう

 保護者の急病や冠婚葬祭などで15歳以下の子どもの保育ができない場合、一時保護を行なう。原則として3日前までの申込だが、出産など緊急やむを得ない事由がある場合は、直前でも受け入れ施設に相談の上、対処すべきではないか。

子育て支援担当課長

 職員体制が確保できれば、受け入れるよう徹底する。

むとう

 石神井学園児童擁護施設に委託しているが、利用する子どもたちは、区内の保育園・幼稚園・小中学校に通っている。日常生活を継続するには、区内にある母子寮の活用や、区に近い施設を探すべきではないか。阿佐ヶ谷にある施設が、依頼があれば検討するとのことだが。

子育て支援担当課長

 新母子寮での受け入れを検討中。区として阿佐ヶ谷にある施設に当たる。

◎樹木・樹林・生け垣の保護指定と助成制度の拡充を
むとう

 一定の基準を満たす樹木等を保護指定し、維持管理費用の一部を助成しているが、区全域の緑被率は16%と、23区平均の22%を下回る。藤や葡萄など指定外になる木もあり、みどりを増やすために指定基準の緩和を検討すべきではないか。

公園・道路担当課長

 検討する。

むとう

 落ち葉だけでなく、剪定枝木も無料収集すべきでは。

公園・道路担当課長

 今後の課題として研究する。

◎職員メンタルヘルスの充実を
むとう

 田中区政となり職員の精神保険相談延件数が38倍と急増した。心身共に元気なことが区民サービスの向上に繋がる。対応策は。

健康管理担当課長

 カウンセリングの充実と管理職研修を実施。

◎学校再編計画に伴う桃花小学校施設整備は検討不足!
むとう

 計画決定後の2006年度の改修工事から2011年度に新体育館完成までの総額は。

教育経営担当課長

 総計で約22億9千万円。

むとう

 校舎・体育館の一体的改築経費は約30億円、工期は約2年とのこと。そうすれば生徒への負担軽減・工期短縮・土地の有効利用・経費削減も図れた。

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