区議会報告 No.50

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予算総括質疑より(2011年度予算について) 3/1

 予算に区民意見の反映を
むとう

 昨年12月5日発行の区報に、2011年度予算で検討中の、区民の暮らしへの影響が予想される主な取り組み(案)を示し、「みなさんの意見を伺い、区民の視点に立った予算づくりを目指しています。ぜひ、みなさんの声をお寄せ下さい」と記載されている。区民のご意見を伺い、その意見をもとに再考するという理解でよいのか。

政策室副参事

 区長査定が始まっていない段階で、各部が検討し、区民生活に影響がある内容を示したもの。

むとう

 区民の意見をもとに再考するのか、との質問に答えていない。

 家庭ごみの戸別収集調査事業の予算化を
むとう

 ごみの有料化のための戸別収集には反対だが、自分のごみに責任を持つという意味での戸別収集は、減量化の成果が出ている。狭あい地区における戸別・棟別収集の調査事業の予算化が見送られた理由と今後の見通しは。

区民生活部参事

 さらに検討が必要と判断した。今後は実施方法や時期を十分詰めた上で判断していく。

 リサイクル展示室の改善を
むとう

 むとうは反対だが、環境リサイクルプラザを廃止するのであれば、環プラで培った区民のノウハウと技術を活用し、清掃事務所に併設するリサイクル展示室を活性化すべきではないか。粗大ごみの展示と提供に加え、学びと体験ができるようリニューアルしてはどうか。

清掃事務所長

 民間ボランティア等の活用は考えていない。また、体験学習などの新たな事業はスペース的に難しい。

 教育環境の整備を
むとう

 学校教育費の目標に「一人ひとりの学力と体力の育成、安心して適切な教育を受けることができる場と機会の提供」をあげており、教育環境の整備が急がれる。せめて、老朽化が激しく、反射で判読できない黒板の交換、グリーンカーテンによる教室の暗さ対策の補助照明設置を予算化すべきではないか。

教育委員会
事務局副参事

 優先順位をつけて対応しているが、現状を調査し、学校とも協議をしていきたい。

むとう

 先生が雑務に追われて忙しい。教育に専念できるよう学級事務補助員の配置を要望する。

「答弁が不充分な時は再質問をすべきではないか」とのご意見を区民の方からいただきました。そのようにしたいのですが、むとうの一般質問の持ち時間は答弁を含めて15分、予算総括質疑は30分です。そのため時間切れで、できないことがほとんどです。今回の議会は、選挙前の短縮議会となり、一般質問は10分、予算総括質疑は16分でした。

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