区議会報告 No.54

0前へ  区議会報告トップ  次へ

むとう有子の議会一般質問 2/22

 介護施設入所者が年末年始に施設退去介護認定に慎重さを求む
むとう

 12月29日、要介護度2で介護保険対象施設に入所している区民の元に、1月1日から施設入所ができない要支援1の新たな介護認定通知が届いた。すでに区役所は年末年始の休日であり、相談できない中、介護が必要な高齢者が、30、31日の2日間で次の生活の場を確保し、施設を退去するのは不可能だ。認定通知発送が年末年始の休日にかかる場合、発送時期について配慮すべきではないか。

区民サービス
管理部長

 休日との関係で発送を遅らせることは考えていない。

むとう

 施設入所中の高齢者が退去となる可能性がある調査票が認定調査員から出た場合、この調査票が認定審査会の審査判定の基礎となるため、審査会資料確認時に、調査に誤りや見落としが無いか、慎重に利用者の状況を施設などに確認すべきではないか。

区民サービス
管理部長

 必要があれば調査員や医師、施設に確認している。

むとう

 慎重な認定審査をした上で、施設退去の認定結果が出た場合、通知発送前に関係者に必ず連絡するようにすべきではないか。

区民サービス
管理部長

 伝達している。

むとう

 認知症による施設入所者が施設退去となる今回の認定結果は稀なケースだが、本来することになっている施設への確認もせず、通知発送前に連絡すらせず、年末年始の休日が入ってしまった。職員の能力向上が急務では。

区民サービス
管理部長

 育成強化を図っていく。

むとう

 認知症の方が3段階も介護度が軽くなる認定結果に疑問を抱かず、その上、年末に施設を退去しなければならない通知を受け取る区民の心情や状況について想像できない職員がいることにあきれた。なお、このケースの方は、1月4日に認定区分変更手続きを行い、要介護1となり、施設入所を継続された。つまり、年末に送付した要支援1の認定結果は誤りだった。

 電力調達入札の実施と自家発電力を高めよ
むとう

 東京電力は17%の値上げを発表。その影響額は4千万円。昨年9月、電力入札導入の検証をするとの答弁だったが、検証結果はいかがか。さらに自家発電力を計画的に高めるべきではないか。

経営室長

 2012年度より段階的に電力入札を実施したい。太陽光発電は5校2施設に設置済み。今後1校1施設で設置予定。区有施設全てに自家発電設備設置の必要はない。



*無所属議員の一般質問もシティテレビ中野で放映されますが、一定例会一人です。むとうの放映予定は2012年10月頃の予定です。

もどる